この記事では復縁をしようとする前に押さえておくべき点を書きました。
“復縁したい”という想いの中に含まれているかもしれない「未練」について考えてみましょう。
そらぱち
あなたの未練はどこから?
復縁のパターンは大きく2つに分けられます。
- どちらか一方、または両方に未練があって復縁した場合。
- どちらも未練はなかったが、また新たに好意が大きくなり復縁した場合。
別れたことで一度は好意がなくなり、もう一度好きになったように感じても、時間が経ってみればそれは未練だったということも多々あります。
私たちは未練を常に感じるわけではないため、自分に未練があることに気づけないことが多いです。
さらに未練に対しては「女々しい」などの悪いイメージが先行していることもあります。
そのため自分に未練があることに気づけたとしても「自分に未練があるなんて…」と認められなかったりすることも多くあるのです。
しかし未練があることを認める、または疑わなければ自分の未練がどこからきているのか考えようがありません。
未練は大きく3つに分けられます。
- 自分のための未練
- 相手のための未練
- 自分と相手のための未練
もしあなたに未練がある場合「その未練は何によって生まれているのか」を理解することで復縁したい真の理由が見えてきます。
そらぱち
自分のための未練
「自分のための未練」は主に執着・依存によって生まれています。
執着は”相手から心が離れられない状態”です。
具体的には「この人しかいない」や「寂しい気持ちを埋めたい」などの気持ちある場合は執着している状態と言ってもよいでしょう。
依存は”無意識に相手を頼りつづけている状態”です。
周囲に流されることが多い場合は依存している可能性がとても高いです。
世の中のカップルのほとんどが執着じゃないかと考える人もいるかもしれませんが、それは違います。
カップルの中には”心が離れられない状態”ではなく”心を離さない状態”の人達もいるからです。
”心を離さない状態”の人達とは言い換えると、相手がいなくても心地よく生きていけるけど、あえて一緒にいるという選択ができる人達のことを指しています。
悩める人
愛さん
相手のための未練
「相手のための未練」は存在しません。
しかし「自分のための未練」を「相手のための未練」だと思い込むことはよくあります。
例えば以下のように「相手のためにも復縁したほうがいい」と考えている場合です。
- 元彼は他の女の人よりも私と付き合った方が絶対にいい。
- 元彼も私しかいないと思うはず。
少し心が痛くなるかもしれませんが、これらの考えは一人でいることの不安を埋めるための妄想なのです。
悩める人
愛さん
自分と相手のための未練
「自分と相手のための未練」は過去の失敗を自分の責任として捉えることによって生まれています。
例えば以下のように考えている場合です。
- ちゃんとお話を聞いてもらえるように話せればよかった。
- お互い合わない部分があったけど、これからはそれも受け入れていきたい。
しかし「自分のための未練」と「自分と相手のための未練」は共存することがあります。
「自分のための未練」は「自分と相手のための未練」を生む原因にもなるからです。
愛さん
未練への正しい対応
「相手のための未練」は勘違いに気が付くことが重要です。
「自分と相手のための未練」は無理に活かそうとするのではなく、このまま自然に一緒に時間を過ごしていくとよいでしょう。
「自分のための未練」は執着・依存してる状態から脱却し、それでも復縁したいと思うか知ることが大切です。
そらぱち
それがこの先の恋愛で上手くいくための一番の近道となります。
執着から脱却するためには
執着から脱却するには「当たり前がないことへの恐怖」と向き合うことが大切です。
ここでいう「当たり前がないことへの恐怖」とは「元彼がいないまま生きていくことへの恐怖」のことを指しています。
執着は”相手から心が離れられない状態”です。
”心が離れられない”のは「一人で生きていくことへの不安が大きく、心に余裕がない」からです。
「当たり前がないことへの恐怖」は「変化のある生活」を恐れているため生まれます。
そして「変化のある生活」を恐れるほど「一人で生きていくことへの不安」を大きくしているのです。
しかし復縁しても当たり前は戻りませんが「変化のある生活」の中でも心を安定させることはできます。
愛さん
依存から脱却するためには
依存から脱却するには依存相手と協力、または距離を置くことが大切です。
依存先を増やすことで依存から脱却できるとも言う人もいますが、新しい依存先に対しても依存状態であっては依存からは脱却できません。
依存は”無意識に相手を頼りつづけている状態”です。
”頼り続けている”のは執着と同様に「一人で生きていくことへの不安が大きく”心に余裕がない」からです。
執着は”自分だけが相手の存在を求める”だけで成り立ちます。
依存は”依存相手が依存を許容すること”で継続されます。
愛さん
まとめ
恋愛から自分の心やこれからどう生きていきたいかなど学べることはたくさんあります。
それではここではどんなことを学んだのかさらっとおさらいしてみましょう。
「あなたの未練はどこから?」のまとめ
未練を「自分のための未練」「相手のための未練」「自分と相手のための未練」の3つ分け、てそれぞれの特徴をお話しました。
「自分のための未練」は執着・依存によってできいます。
執着は”相手から心が離れられない状態”依存は”無意識に相手を頼りつづけている状態”です。
「相手のための未練」は実際には存在しません。
しかし「相手のための未練」に見えるものが実は「自分のための未練」だったという勘違いはあります。
「自分と相手のための未練」は過去の失敗を自分の責任として捉えることによって生まれています。
また「自分のための未練」と「自分と相手のための未練」は共存することがあります。
「未練への正しい対応」のまとめ
「相手のための未練」は勘違いに気が付くことが重要です。
「自分と相手のための未練」は無理に活かそうとするのではなく、このまま自然に一緒に時間を過ごしていくとよいでしょう。
そして「自分のための未練」を活かすために執着・依存からの脱却するコツについてお話しました。
執着の場合は「当たり前がないことへの恐怖」と「当たり前がなくなったことへの不安」と向き合うことが大切です。
依存の場合は依存相手と協力、または距離を置くことが大切です。
最後に
復縁したい理由がどこからきているのか見つけられたでしょうか。
もしあなたが執着・依存していたとしても、それは決して無駄なことではありません。
そらぱち