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【彼女がリストカットする心理と対応】当事者カウンセラーが語る【絶対NG事例込み】

彼女がリストカットしていれば心配になるのが恋人というものでしょう。

どうして彼女が自分を傷つけるのかわからなければ、

責任感の強い人

オレが彼女のストレス源になっているのかも…

と不必要な責任を感じたり、

なんでもいいからとにかくリスカをやめてほしい人

なんでそんなことするんだよ!
今すぐやめろよ!!

といらだちを感じたりしてしまいます。

過剰な責任やイライラは絶対にNGです!

逆に彼女への負担になってしまいます。

 

またリストカット痕があるだけでも恋人としては

彼女への気づかいでひかえめになっている人

昔に何かあったのかな…?
自分が聞いてもいいのかな…?

と気をつかってしまいますよね。

この記事でわかること

  • 現在進行形でリストカットしている彼女の心理
  • 現在進行形でリストカットしている彼女への正しい対応
  • リスカ痕のある彼女への対応
  • リストカットを予防する方法

私は実際にリストカット経験もあり精神科の通院経験もあり、彼に「病ンデレ」と呼ばれ…ながらもカウンセリング資格を持ち「当事者カウンセラー」として活動しています。

リストカットする彼女の心境へ最も近い経験をしているでしょう。

しの

少なくともあなたよりは気持ちがわかるはずです

ただ私は赤の他人です。

他人に「あなたよりあなたの恋人の気持ちがわかる」って言われると、めちゃくちゃムカつきませんか?

私も本当はこんなことを言いたくありません。

彼女への心配を無駄にすることがないよう、彼女の心理を理解し対応できるよう努めましょう。

そして「私よりも彼女の気持ちがわかる」と自信をもって言える状態になってください。

しの

勘違いする人は多いですが「かまってほしい」だけでリストカットはしませんよ?
だって痛いですから。

彼女がリストカットする心理

彼女がリストカットする心理については、以下の2つで分けて考えることが重要です。

  1. 彼女に精神疾患はない
  2. 彼女に精神疾患がある
根本的には変わりません。

しかし大きく異なるものがあるのです。

しの

そこだけはあなたと彼女の将来に影響するので、間違えないようにしてください

 

本当はリストカットしたくない

リストカットは安易な自傷と思われがちですが、一生痕に残ることもある大変痛いものです。

しの

痛いときは本当に痛いですし、私のリスカ痕はやめて数年経ちますがまったく消えてくれません…

そんな痛みと一生の傷を伴うものを本当にしたいはずがありません。

本当はしたくないけれど自分の中にある何らかの不満や心理的葛藤が原因で、それを外にぶつけられないからと自分の体にぶつけてしまうのが自傷行為です。

一般的には「深く考えこんで『うああああああ』となる状態」を葛藤と呼びます。

ただ心理学的な「葛藤」は「相反する2つのものが自分の心の中で拮抗している状態」を指します。

参考;ケアストレスカウンセラー改定第3版,内閣府認可 一般財団法人 職業技能振興会

つまり彼女は、

  • 理想の自分と現実の自分との2人がいつもケンカしている状態
  • 現実の自分は理想の自分にほど遠いと感じている状態

であるため、

深く絶望し重い負担を感じている状態

だといえます。

長期にわたるリストカットにはこの「本当はしたくない」と思っていることが多いのが特徴です。

MEMO
「ちょっと試しに」や「周りに気にしてほしい」といった比較的安易な理由では好奇心や承認欲求が満たされれば動機がなくなるため、短期間でやめられる人が多いのです。

しの

私の場合も「そのとき置かれた状況が苦しいことに気づいてほしい」という「気にしてほしい」理由のときには、私の抱える苦しみに気づいてくれた人がいたため1回でやめられました

 

心の傷を見せようと

いくら精神的に傷ついたところで心の傷は誰にも見えません。

しかし体の傷は簡単に見ることができます。

そうした本来は見えない心の傷を目に見える形で表わそうとしてリストカットに走ってしまう人がいます。

きっかけはほんの少しのイライラや悲しみです。

しかし「イライラして1度切った」「苦しすぎて1度切った」の「1度きり」が常習化し長期化してしまうことは多くあります。

しの

私がカウンセリングしていて多いのはこのパターンです。
心の痛みに気づいてほしくて切っているのですね。

冒頭では「あなたよりは彼女の気持ちがわかる」と言いました。

しかし残念ながら、人は他人を完全に理解することはできません。

私があなたの彼女を完全に理解できているかといえば、そうではないでしょう。

それでも「少しでも自分の気持ちをわかってほしい」と望む人に多く見られるのが、心の傷を体で示そうとしたリストカットです。

そして人が他人を理解できない性質があるからこそ、周りの人にいつまでも理解されないせいで最も常習化しやすいのも「心の傷を体で示そうとしたリストカット」です。

 

つらくても生き抜くために

リストカットがその人にとって生き抜く手段であることがあります。

それが頚静脈などの大きな血管を切って出血死しないために行われるリストカットです。

リストカットはあくまで手首です。

深くえぐる場合は別ですが、めったなことで出血死しません。

「生きようという意思」と「生き続けるつらさ」が拮抗して自殺したいほど苦しくなったとき、自殺を踏みとどまるために首ではなく腕を切るというケースがあります。

しの

このときのリストカットは深くなる傾向があります(体験談)
そしてこのときのリストカットを責めると、確実に彼女の苦しみは増します。
彼女との関係どころか彼女が壊れる可能性もあるので要注意です。

 

心が痛すぎて体の痛みでごまかしたい

精神疾患でなくても病気を原因にリストカットすることがあります。

それが「体の内側が痛すぎる場合」のリストカットです。

体の内側とは、心や内臓を指します。

  1. 誰かに気づいてほしいわけではないけれど、あまりに心が傷ついてしまったとき
  2. 内臓の痛みよりも体の表面の痛みのほうがマシだと感じてしまったとき

しの

私は筋肉がけいれんする病気をもっているので、筋肉が痛すぎてその痛みをごまかすためにリストカットしたことがあります。
薬が効かない末期がん患者にもよくみられるケースですね。

また「身体的な病気がなく」「かまってちゃんと呼ばれて嫌がる人」は「心の痛み」を抱えていると考えてかまいません。

こうした「内側の痛みをごまかすためのリストカット」も大変常習化しやすいので注意が必要です。

 

精神疾患でしかたなく

病気で「しかたなく」リストカットをすることがあります。

これが精神疾患をもつかもたないかで大きく異なる点です。

精神疾患でしかたなく行う場合は、たとえば以下のようなケースです。

  • 躁鬱病などで刃物を振りまわしてしまって、自分の腕に当たってしまった
  • 愛着障害などで自分への好意・心配度をはかるために自分を傷つけてしまった
付き合ううえでの重要メモ
これらの場合は、

彼女の意思ではなく、彼女の病気がさせる「症状」であるあなたが認識すること

が大変重要となります。

しの

自分の意思なら「やめよう」とも思えますが、病気でしかたのないときに「やめろ」と言われても「好きでやってるんじゃない!」と彼女の負担にしかなりません。
意思と症状とはまったく違うのです。

 

彼女のリストカットをやめさせるには

リストカットは他の自傷行為よりハードルが低く身近に感じる人もいるでしょう。

しかし本人にとってはハードルの高い自傷行為です。

ですが1度してしまうと一気にハードルが下がり習慣化しやすい自傷でもあります。

しの

私もはじめは怖かったですが、慣れたら全然怖くなくなりました

なら「習慣化しやすいならやめやすいのでは?」というと、そうではありません。

いくら他人が「やめろ」と言ったところで簡単にやめられるものではありません。

また本人も「やめるべきだ」という認識をもっていることが多くあります。

その前提を忘れないようにしましょう。

しの

「やめたいと思ってもやめられない…」と悩んでいる最中にただ「やめろ!」ばかり言われると、彼女のストレスにしかなりません。
結果としてリストカットが悪化していくこともあります。

必要なのは正しい対処法です。

補足注意
ここでは

  • 「かまってちゃん」としてのリストカット
  • 痛みに快楽を感じるため
  • リスカ画像をSNSに載せて楽しむため…

などの「ファッションメンヘラ」としてのリストカットは除きます。

 

リストカットの理由を知る

なぜ彼女がリストカットに走ってしまったのかの理由を正確に知るようにしましょう。

信頼関係が築けていれば、尋ねるとゆっくりながらも答えてくれるでしょう。

答えてくれるまでの信頼関係が築けていなければ、リストカットをやめさせようと説得するよりも信頼関係を築くほうが優先です。

信頼関係なしにリストカットの理由は語れません。

しの

私もはじめに理由を話せたのは精神科の先生でした。
「やめろ」しか言わない周りの人を誰も信じられなくなっていたからです。
それくらい信頼関係は大切なものです!

きちんと信頼関係を築き、きちんと理由を聴くようにしましょう。

 

リストカットを怒らない

彼女を決して怒らないようにしましょう。

「リストカットは悪いことだ」とは彼女も重々承知しています。

「悪いことだけどやってしまった…」という彼女の罪悪感の上に叱責を重ねると、彼女を追いつめることになってしまいます。

しの

カウンセリングにやってくる患者さんも、大半が「リストカットで怒られて、もう感情の矛先がない…」「やめたいけど怒られたストレスでまたやってしまう…」という人です。

あまりにも優しすぎるがゆえに他人を傷つけることができず、自分へと負の感情が向いてしまうのがリストカットする理由の大半を占めます。

優しすぎる彼女を怒らないようにしましょう。

 

リストカットした彼女も認める

リストカットした彼女も彼女であると認めてあげましょう。

「リストカットなんてことをする人は彼女ではない」と彼女の人格を否定してしまうのは絶対にNGです。

彼女は自分ではどうしようもない何かがあったからリストカットしてしまったのです。

それにもかかわらず恋人のあなたにまで人格を否定されてしまうと、彼女は行き場を失ってしまいます。

よりリストカットを加速させるしかなくなっていきます…。

人格を否定することだけは絶対に避けましょう。

 

リストカットの傷より心の傷を癒やす

リストカットへの対応よりも重要なのは心のケアです。

目に見える傷は対処しやすいですよね。

そのためリストカット自体へ対処しようとする人が多くなります。

「やめろ」との注意だけで終わる人、リストカットを怒る人がいるのは、目に見える部分ばかりを見ているからです。

 

しかしリストカットには理由があります。

理由のないリストカットはありません。

本当に彼女にリストカットをやめてほしいなら、彼女の心の傷を癒やすことが第一です。

 

リストカットを予防するには?

彼女が傷ついてリストカットに走ってしまう前に彼女の心の傷にはたらきかけることはリストカットの予防につながります。

傷つきやすい彼女の心の機微を察知し、危なそうであれば時間をとって話をしっかり聴くなどの対策を取るようにしましょう。

しの

私はよくカウンセリングで「もしこの人の周りにじっくり話を聴いてくれる人がいたなら、この人はリストカットせずに済んだのではないかな?」です。

もしもの話を考えてもしかたがないのでカウンセリングで患者さん相手にそんな話はしません。

しかしあなたは彼女のそばにいます。

自分が彼女の話を聴ける存在であることをぜひ忘れないでください。

 

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彼女のリスカ痕への対応

リストカットしていた彼女の腕には、数年前だろう古い傷痕からまだ生々しい傷痕まで、痕が残っていることがあります。

しの

私はもうリストカットをしていませんが、それでも痕が残っています。

ただしリスカ痕を目撃しても、過剰な反応はNGです。

 

【前提】絶対に怒らない

明らかにリストカットした痕だとわかっても「どうして切ったんだ!」と怒らないことがとても大切です。

怒ることは彼女の悩みや苦しみを否定することになります。

ちなみに「どうして自分の体を傷つけるんだ」「親からもらった大事な体だろう」といった言葉も逆効果です。

彼女を傷つけることになるので、絶対に言わないようにしましょう。

 

カウンセリングでは「どうして自分で自分を傷つけるんだ!と理由も聞かずに怒鳴られたから死にたい」という相談を受けることがあります。

また最近では「毒親育ち」「虐待されて育った人」「今現在虐待されている人」にも会います。

こうした「親を恨んでいる」人たちに「親からもらった大切な体」という言葉はNG、むしろ怒らせる言葉にあたります。

彼女が親を大切に思っていると知っているならOKです。

しかし彼女が親をどう思っているのかわからないなら、絶対に使わないようにしましょう。

 

きちんと消毒する

まだ生々しい痕の場合にはきちんと消毒をしてあげましょう。

放置すると傷が膿んで大変なことになることもあります。

しっかりとした手当てをしてあげましょう。

リストカットに慣れている彼女であれば消毒の知識はあります。

皮膚科へ行くべきなのもわかっているでしょう。

しかしわかっているのにしないこともあります。

自傷行為に慣れているからこそ、手当てを重要に感じないのです。

しの

私は消毒も手当てもしなかったので、傷がいまだに残ることになりました。
ただ傷の見えない服を選ぶのも大変ですし、お肌の傷はあまりうれしくありません。
切ったときは気にしなかったものの、今では後悔しています。

彼女が自分で手当てしないなら、彼女に後悔させないためにもあなたがしてあげてください。

また彼女の傷を見たくないならなおさら、そのときはきちんと直視して手当てしましょう。

今の行動がのちの彼女の傷痕を決めます。

傷痕に悩むのは、彼女自身とそばで見ることになるあなたです。

 

受け容れる

リストカットの痕は彼女が昔、もしくは現在、苦労をしている証です。

「大変だったね」と受け入れてあげましょう。

ほかに言葉はいりません。

それだけで十分です。

しの

私は傷痕をなでながら「大変だったね」と言われて涙したことがあります。
私がどんな苦労をしてきたかは知らないのに、です。
でもそれだけでよいのです。

カウンセラーになった今ならあのときの自分の心理がわかります。

「誰かに認めてほしかった」

傷痕の残る今でも「リストカットをしてしまう側」として思うのは、ただそれだけです。

 

リスカ場面に居合わせたら

リストカットする場面に遭遇してしまったときにどう止めるかも悩みどころでしょう。

直前で止められると、彼女は自分にぶつけるはずだった感情をどこにもぶつけられなくなります。

しの

その結果「止めたんだから責任もって受け止めてよ!」という気持ちになります。

体へぶつけて発散するはずだった苦しみやつらさは、心の中に留めておくには大きすぎます。

とにかくしっかり話を聴いてリストカットを予防できるように最善を尽くしましょう。

 

まず経緯を聴く

まずどうしてリストカットにまで思いつめてしまったのかを優しく尋ねてみましょう。

彼女の本心が返ってくるかはあなたと彼女との信頼の厚さによります。

しかし一方的に「リストカットはダメ!」と決めつけるのではなく「私はあなたを理解したいと思っている」という意思を示すことは重要です。

 

刃物には触るのはNG

包丁だったりカッターナイフだったり…何でリストカットしようとしているのかは人により異なります。

しかし共通して言えるのは、刃物に触るのは絶対にダメだということです。

リストカットを防ごうと思うと「彼女から刃物を取り上げるのが早い」と考えがちです。

ただ刃物は彼女にとって「お守り」のような存在であることが多くあります。

勝手に取り上げたり隠したりすると、彼女は心の支えを失ったような気持ちになり「どこ?どこ?」と不安になって探しまわります。

半狂乱になってしまうこともあります。

あなたから見れば刃物は彼女を傷つける物体ですが、彼女にとっては大切なお守りである可能性に気を配りましょう。

さらに要注意!

私の場合はカッターナイフを取り上げられて包丁へと移行しました。

刃物を無理やり取り上げると、より強力なものになる可能性があります。

 

力づくはNG

「リストカットなんてやめろ!」と力づくで止めるのはNGです。

刃物を取り上げるのがNGだからといって、彼女の腕をつかんで無理やり離してはいけません。

力づくで止めることは、彼女の意思を強引に曲げることになります。

どんなに彼女にリストカットしてほしくないからだとしても、彼女の意思や人格を尊重するためには力づくで従わせてはいけません。

MEMO
話をしっかり聴くフォロー付きならまだマシです。

 

禁止令はNG

「リストカットは絶対ダメだからね、約束だよ」や「リストカットしたら罰則」のように、彼女のリストカットを100%禁止するのはNGです。

禁止されてやめられる程度であれば、そもそも習慣化していません。

「試し」程度の軽い気持ちでリストカットしてみることはあっても周りが「やめさせたい」と思うほどには常習化していないでしょう。

リストカットを禁止されてしまうと、逃げ道を封じられたと感じる人もいます。

お互いの合意のもとでの約束はかまいません。

しかし約束を一方的に押しつけて禁止令を出すのはやめましょう。

 

実はこの「約束」は精神科で自殺願望や希死念慮がある患者に対してよく用いられる手法です。

しかしこの約束を窮屈に感じ、「約束がつらいから死にたい」「約束を守れなさそうな自分はクズだから生きている価値がない」と余計に死への願望を強めてしまうことが大変多くあります。

しの

私も精神科で最初に受けたのがこの「約束」でしたが、精神疾患は悪化しました。

約束をするなら合意のもとで。

そして守れなくても許してあげるという姿勢を大切にしましょう。

 

まとめ

リストカットは「かまってちゃんがやるもの」や「精神疾患をもっている人がやるもの」との偏見もあります。

しかし誰でも習慣化してしまう恐れのある自傷のひとつです。

彼女がリストカットを習慣的にしてしまう人だと、なぜ自分の体を傷つけるのか理解できずに困ることもあるでしょう。

ただあなたが本当に彼女のことを思ってやめさせたいのなら、彼女の気持ちに真剣に耳をかたむけてあげることが必要です。

しの

彼女のためにも、ひいては彼女と付き合っている自分のためにも、ですよ。

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