「私が話すとすぐアドバイスしてくる…」
「私はただ聞いてほしいだけなのに…」
そんな悩みを持っている女性は少なくありません。
ではもし、ちょっとした工夫をするだけでカレが
優しく「うんうん」と頷いてくれる系男子に変わってくれるとしたら?
今回は、
- 「彼氏が愚痴を聞いてくれない意外な理由?」
- 「彼女も彼氏もスッキリする『上手な愚痴り方』とは?」
- 「【最終奥義】強制的に彼氏を黙らせる超必殺技!」
についてお話ししていきます!
この記事を書いてる水嶋タカシって?
(@tak_mizushima)
- 幼少期の病気をきっかけに心理学に興味をもつ。
- 大学でも心理学を専攻、上場企業に就職するも、職場やSNSでは人間関係にまつわる相談をよく受ける。
- 読書量は年間200冊ほど。
- 現在の妻とは、海外との遠距離恋愛を経て結婚。
目次
彼氏が愚痴を聞いてくれない意外な理由?
アナタは学校やバイト先、会社であった嫌なことを彼氏に愚痴るタイプですか?
私の妻は、出会った頃は猫をかぶっていたのか、
ほとんど愚痴をこぼさなかったのですが、
結婚してからは
「ちょっと聞いてー!」が日常茶飯事です。
(そんなことない!と妻には反論されそうですが(笑))
そして、ちょっと前の私は、
「あーそれはねえ」とすぐ解決策を話し始めてしまう、
典型的な「話が聞けない男」タイプでした。(今でも油断すると昔の自分が出てきてしまいますが…苦笑)
ではなぜ男は、彼女の愚痴をだまって聞いてあげることが出来ないのでしょうか?
彼女のことを考えているからこそ?
男性の私が言うと、なんだか言い訳がましいのですが、
日本全国の男子を代表して言わせてもらいますね!
なぜ彼女の話にすぐ口出ししてしまうのか。
それは「彼女のことが大切だから」です。
女性は共感脳、男性は解決脳とよく言われますよね。
問題が起きたとき、「自分の感情を他人と共有したい」と感じる女性に対して、
男性は「問題を解決したい」と考えてしまいます。
つまり、「自分が彼女の悩みを解決してあげること」が「彼女を救う唯一の方法」だと
男性は信じて疑わないんですね。
頭の回転が速い彼氏ほど、この傾向は強くなりがちです。
アドバイスをされてイラっとするかもしれませんが…許してあげて下さい。
男はそういう生き物なんです(笑)
出会った頃はよく話を聞いてくれたのに…
なるほど、昔はアナタの話をだまって聞いてくれていたのですね。
私も妻に同じようなことを言われたことがあるので、ぶっちゃけますね?
男性がだまって話を聞いているときって、
「相手とまだそこまで仲が良くない時」か「あまり話を聞いていない時」のような気がします(笑)
先ほどもお話ししたように、基本的に男性は「アドバイスしたがりマン」です。
相手の悩みを自分が解決してあげたいんです。
にもかかわらず、だまって聞き役に徹してあげてるのは、
「それ、自分には関係ないな」って心のどこかで思ってるからなんですよね…
男性と比べて、女性は共感能力やコミュニケーション能力が高いので、
相手の話を自分の事のように感じることが出来ます。
ですので、相手の話を聞くことが苦痛じゃないんですね。
むしろ、楽しいんです。
男性はその逆で、自分が興味がないことにはトコトン関心が持てない…
結果、「聞き流しているだけ」になるんです。
それが女性には「なんでも聞いてくれるカレ」に見えちゃうんですね…
裏を返せば、「出会った頃よりも愚痴に対して口出しされる」というのは、
「アナタとの関係がより深くなったという証拠」だと私は思います。
アナタへの愛情が高まった証拠だと、
ポジティブに捉えてみてください。
時にはそれを見守るのも彼氏の仕事ですよ!
そして、これを読んでいる男性諸君!
私が皆さんを代表して、貴方達の彼女や奥さんに謝っといてあげましたからね!?(笑)
今度は私たち男性が、態度を改める番です!
彼女の愚痴や悩みを聞いて、口がウズウズしてくる感覚はよーく分かります!
私もそうですから!ですが!
ここは柔軟に、考え方を変えてみてください。
「悩みを解決するのは彼女の仕事、それを見守るのが彼氏の仕事」だと。
一番の目的は「彼女の心が晴れること」です。
「貴方が解決すること」ではありません。
アドバイスをするのは誰でも出来ます。
しかし、焦らずじっくり彼女の話を聞いて心を解きほぐすことが出来るのは、
彼氏である貴方にしか出来ないということを忘れないでください。
彼女も彼氏もスッキリする「上手な愚痴り方」とは?
彼氏がアナタの愚痴に対して、すぐ口出ししてしまう理由は分かりました。
それでも、簡単に彼氏の性格が変わるわけではありませんよね。
実は、愚痴ったアナタも聞いてる彼氏もスッキリする、
「愚痴り方のコツ」があるんです。それは…
あえて彼氏に意見を言わせる
アナタが愚痴の途中で、「彼氏に意見を言わせるタイミング」をあえて与えてしまうんです。
意見を言わせると言っても、愚痴に対する具体的な回答を求めるのではありません。
例えば、
彼女「今日会社でコピー機詰まって、それ私のせいされたんだよ、ひどくない?」
彼氏「それは災難だったね 」
彼女「○○くんの会社は機材も新しいから、そういうトラブルないもんねー 」
(話の本筋とは関係ない所で彼氏に発言させる)
彼氏「でも新しい分、壊れたとき誰も直せないってのはあるよー 」
彼女「そっかー、新しくてもトラブルはあるかー。うちのはコピー機が古いせいで詰まるのに、すぐ新人の私のせいにされるんだよー?頭ごなしに決めつけられるのホント腹立つ! 」
(彼氏に話させた後、一番聞いて欲しかった愚痴を話す)
彼氏「まあまあ苦笑」
のような感じです。
イラっとする理由は自分が望まないタイミングで意見を言われるから
このように、一度彼氏にあえて発言させることで、
「大事な部分ではだまって話を聞いてもらいやすくなる」のです。
もちろん男性が全員そうだとは限りませんが、
意見を言いたがる男性の欲望を少し満たしてあげることで、
勝手に話を進められてしまうことは減ると思います。
愚痴を話しているときに、答えを言われてイラっとするのは、
「自分が望まないタイミングで意見を言われるから」ではないでしょうか?
それなら、先にこちらから、「彼氏に意見を言わせるタイミング」も予定に入れてしまうのです。
かなり高度なテクニックのように聞こえるかもしれませんが、
彼氏の性格を熟知している彼女のアナタなら、
「そろそろ口出してくるぞコイツ」
ってタイミングが、
なんとなく分かるはず。
愚痴を話しながら、実は会話の流れもコントロールしてしまう、
そんな「グチりのプロ」を目指してみませんか?
聞いてほしいだけという気持ちを彼氏に理解させる唯一の方法
彼氏に適度に話させたほうが、アナタの話がスムーズに進むことは分かりました。
でも本当に理解してほしいのは、
「ただ聞いてもらうだけで救われる気持ちもある」ということですよね?
その気持ちを彼氏に理解させる簡単な方法があります。
その方法とは…
男性が愚痴をあまり言わない理由?
女性に比べて男性は愚痴を言う人が少ないかもしれません。
その理由は、「不満やストレスは解決するもの」だと考えている人が男性には多いからです。
ただ悩みを聞いてもらえるだけでスッキリすると考えている女性に対して、
男性は「悩みそのものを解決しなければ意味がない」と考えてしまいます。
しかし、現実には自分で解決できる悩みばかりではありません。
時には他人と悩みを共有し、自分の心を軽くすることも、大事なストレスの発散方法です。
では、どうしたらそれを彼氏に理解してもらえるのでしょうか?
答えは、「アナタが彼氏の愚痴をだまって聞いてあげること」です。
共感してもらえるという快感を体験させる
実は私もそうでした。
会社で何か不満やストレスがあったとしても、それを妻に愚痴るということはほとんどありませんでした。
話してもしょうがないと思っていたんですね。
ですが、ある時妻にこう言われました。
「何で悩んでいるか共有したっていいじゃない、夫婦なんだから」って。
その言葉を言われた時、ハッとしました。
「ただ悩みを聞いてもらうだけって、アリなんだ」と。
それからは、ちょくちょく妻のほうから話を振ってくれるようになりました。
「はい、今日も愚痴タイム開始です!」
「なんでもいいから、今日あったこと言ってごらん?」
普段愚痴を言わない彼氏にはこのように、
彼女のほうから彼氏に愚痴を話させるよう、
仕向けてみてください。
そしてそれを、アナタはだまって聞いてあげる。
最初は愚痴を話すことに抵抗感を感じていた彼氏も、徐々に
「ただ相手に話を聞いてもらうって、こんなに気持ちがいいんだ」と気づき始めるはず。
共感してもらえる快感に気づいた彼氏は、今度からはアナタの話も
だまって「うんうん」と頷いてくれるようになるはずですよ!
【最終奥義】強制的に彼氏を黙らせる超必殺技!
これまで彼氏にだまって愚痴を聞いてもらうコツや、
共感の大切さを伝える方法をお話ししてきました。
それでもやっぱりカレが変わってくれない!
そんな時は仕方がありません…最終奥義を使いましょう。
腹ペコの彼氏にゴハンを食べさせながら…
もし彼氏にゴハンを作る機会があったなら、大チャンスです!
彼氏がアナタの作ったゴハンをもくもくと食べ始めたその時!
おもむろに愚痴をはじめましょう。
彼氏はだまって、簡単な相槌を返してくれるはずです、なぜなら、
「ゴハンを食べることに夢中だから」(笑)
男性脳はシングルタスクしかできない
ふざけているような解決方法なのですが、意外と効果アリです。
それは口にゴハンが入っていてしゃべれないということもありますが、
一番の理由は「男性は同時に一つの事にしか集中できないから」です。
女性が複数のことを同時に進行出来る、「マルチタスク脳」なのに対して、
男性は一つずつしか進行出来ない「シングルタスク脳」だと言われています。
これをうまく活用すると、例えば
・彼氏がゴハンを食べているとき
・彼氏がゲームに夢中になっているとき
・彼氏がバラエティ番組を観ているとき
など、「何かに取り組んでいるとき」に唐突に話し始めると、
「うん」「そうだね」など、短い相槌だけを返してくれるようになります。
…本当はちゃんと話を聞けていないだけなのですが…
いろいろ口出しされるよりはマシかも?(笑)
まとめ
今回は、
「彼氏が愚痴を聞いてくれない意外な理由?彼氏を黙らせる超必殺技とは」
というタイトルでお話ししてきました。
まとめると、
・彼氏がだまって愚痴を聞いてくれないのは、彼女の悩みを解決してあげたいという想いの現れ
・あえて彼氏に意見を言わせるタイミングを作る
・彼氏の愚痴を聞いてあげることで「共感してもらえる快感」を知ってもらう
・彼氏が何かに夢中になっているときが、だまって話を聞いてもらえるチャンス
でした!
愚痴をただ聞いてほしいという気持ちを、彼氏がすぐには理解出来ないかもしれません。
しかし、いろいろアドバイスをしてくるのは、アナタのことを大切に思ってるからこそ。
そう考えると、一生懸命しゃべっている彼氏がなんだか可愛く見えてきませんか?
互いに不満やストレスをため込まない関係が築けることを祈っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!