この記事は恋愛において「出会いがなくて別れられない」悩みを抱える人達向けです。
なぜあなたがそのような状態になっているのかやどうすれば後悔しないのかなどを考えてみましょう。
そもそも後悔とは何なのかなどを考えてみると分かりやすくなるかもしれませんね。
そらぱち
別れられない真の理由
あなたは「別れらない理由」の背景にある感情についてどれくらい考えましたか?
自分の感情を言葉にできれば自然と進むべき道が見えてくることがあります。
そうでなくても、今よりも足元が見えることによって心の安定につながるでしょう。
出会いがない恐怖
恋愛のお悩み事を聞いていると「出会いがなくて別れられない」という言葉を聞きます。
ここでいう”出会い”とは”今お付き合いしている人よりもいいと思える人との出会い”を指しています。
それでは「出会いがなくて別れられない」のは”別れることで出会いのない状態になってしまうのが怖いから”なのでしょうか?
もちろんこれに当てはまった人もいると思いますが、別れられない根本的な理由は「なぜ”出会いがない恐怖”を感じるのか」ということなのです。
別れを後悔する恐怖
「出会いがない恐怖」を感じる理由、それは「別れを後悔する恐怖」があることです。
これは”出会いがなかった先にあるものを恐れている”ことであり「出会いがない恐怖」に隠れた感情です。
そのため多くの場合はこの感情に気づかず「出会いがない恐怖」が原因で別れられないと認識してしまいます。
極論「この先もっといい出会いがあること」が分かれば悩みを解消できます。
しかし、いくら考えても先のことはなかなか分からないものです。
ではどうしたら解決に近づけるのでしょうか。
悩める人
「このまましんどいまま付き合い続けることに後悔はないだろうか?」
このように自分に問いかけ、答えていくことがあなたの悩みを解決する大きな一歩になるでしょう。
別れてよかった場合と別れなくてよかった場合
問いかけた結果がどうなれれば”別れてよかった”や”別れなくてよかった”と思えるのか気になる方もいらっしゃると思います。
しかし、問いかけはあくまで道を示してくれるものです。
”よかった”と思うためにはその道をどのようにして進むかが大切です。
別れてよかった場合
別れてよかった場合では”別れる前よりも心が安定して豊かになる”必要があります。
そのために”出会いがある”ことは必要ではありません。
心が不安定なことに悩まされていた人は「安定」物足りなさに悩まされていた人は「豊かさ」など、どちらか一方が満たされることで「別れてよかった」思える場合もあります。
どうすれば”心が安定して豊かになる”か分からない場合は
「安定」は不安の内容や悩みの原因について思考・言語化すること。
「豊かさ」は行動によって充実感を得ること。
から始めてみるとよいでしょう。
別れなくてよかった場合
別れなくてよかった場合では”相手に対して抱えている不満を受け入れるまたは、その不満を感じる部分を相手に直してもらう”必要があります。
”不満を受け入れる”とは「不満に感じている部分を許す」という方法の他に「不満を感じる自分を認める」ことでも成り立ちます。
”相手に対して抱えている不安を受け入れる”ことは自分の気持ちに嘘をつく危険もあるため、お気をつけください。
また”不安を感じる部分を相手に直してもらう”ことは難しいです。
相手にもどうしても譲れない部分があり、自分は相手のその部分をコントロールできないからです。
後悔した場合
後悔した場合とは”別れなければよかったや別れればよかったと思う場合”のことを指しています。
後悔は自分が選択した道で思うようにいかなかったときに感じやすいです。
”どうすれば後悔しないのか”を考えることは重要です。
しかし”どの道を選んでも上手くいかないことがある”ってことを頭に入れておくとよいでしょう。
体調によって「別れてよかったと思っていたけど、やっぱり別れない方がよかったかな」などと気持ちが切り替わることなんかもあります。
つまり別れてよかったや別れなくてよかったと考える人でも後悔を感じることがあるのです。
そらぱち
出会いに理由はなくて別れに理由はあるのか
「出会いに理由はなくて別れに理由はある」というのは一体誰が言ったのでしょうね。
ここでいう”理由”とは”意図”を指しており、それは元々あるものではなく、自分でつくり出したものです。
つまり「出会いに理由はなくて別れに理由はある」とは言い換えると「出会うことに意図はないが別れることには意図がある」ということです。
別れに理由がある理由
悩める人
そもそも、自分の見えない心情までを言葉にすることはとても難しいため、理由を全て明確にすることはほとんどできないのです。
悩める人
そしてこれらをお互いに理解していなければ、すれ違いが起きやすくなります。
出会いに理由を作る?
悩める人
出会い系アプリなどがその典型的な例ですね。
こうした出会いは出会う以前からその人のことを考える余裕を得てしまいます。
そのため自分の知らないうちに相手に対して理想像をつくってしまいやすいです。
その場合、出会った時点で理想像に当てはまらないと恋愛対象に入りづらいという危険もあります。
そらぱち
付き合う理由もまた、意図しないものであるのだから。
まとめ
恋愛から自分の心やそれに合った人間関係のあり方など学べることはたくさんあります。
それではここではどんなことを学んだのかさらっとおさらいしてみましょう。
「別れらない真の理由」のまとめ
「出会いがなくて別れらない」真の理由は「出会いがない恐怖」ではなく、それによって「別れを後悔するのが怖いから」です。
そして悩みを解消するためには”今付き合っている人よりもいいと思える人出会いがあるのか”という予測のつかない点ではありません。
今の自分が何に悩んでいるかを理解し、それを様々な視点から考えることが大切なのです。
「別れてよかった場合と別れなくてよかった場合」のまとめ
別れられない真の理由をもとに、どうすれば選択を正解にできるのかというお話をしました。
別れてよかった場合では”別れる前よりも心が安定して豊かになる”。
別れなくてよかった場合では”相手に対して抱えている不満を受け入れるまたは、その不満を感じる部分を相手に直してもらう”。
どちらも完全にできるようになるのは難しいですが、ゆっくりと、それさえも受け入れられるようになるとよいですね。
「後悔した場合」のまとめ
どんな場合でも後悔したを感じる可能性はある。
この相手だから別れた方がいいとか、別れない方いいとかはありません。
もし、あなたにとって恋人が別れてよかったと思える相手でも、他の誰かの恋人になったときには別れなくてよかった相手になる可能性があるからです。
恋人がどんな性格などということよりも、あなたにとって恋人がどんな存在かが大切なのです。
「出会いに理由はなくて別れに理由はあるのか」のまとめ
出会いに理由があっても、別れに理由はなくてもいい。
しかし、出会いに理由がある場合は相手への理想像がつくられやすい。
また、別れに理由がない場合にはお互いが納得のいく別れ方をしづらいです。
別れる理由と付き合い続ける理由は共存することもあります。
知れば知るほどどうすればいいか分からないこともあるかもしれません。
そういうときは焦らず、心に余裕ができたときにもう一度考えてみてください。
最後に
恋愛には”出会い”と”別れ”があります。
”別れ”と聞くと、それだけでも寂しさを感じる人もいると思います。
そらぱち
これをを読み終わったときに「別れる決心を決めた!」ということは中々ないと思いますが、今回の経験がこれからの人生に生かせること祈っております。
大丈夫。後悔するだけでは終わりません。
後悔したとしても、その選択を正解に変えることがあなたにはできます。